どのような基準を要求なさっているのか不明。応募致しかねます。

私は1960年7月生まれと若くなく、若い時に読んで「特にワクワクした本」を思い出すのは困難です。10代の頃はSF好きだった為、今頃になって具体的書名を挙げても参考になるモノは少ないでしょう。(Aldous  Huxleyの「素晴らしい新世界」は別格でしょうが、手に取った時の私は未だ幼くて無理でした。)大学では社会科の教員を目指していたので政治的な本を多く読んでおり、これもこの場に余り相応しいとは思えません。

敢えて言うなら南博、渋谷昌三といった実用的心理学書でしょうが、私がこれらのファンになったのは30歳を過ぎてからの事です。それと岸田秀  和光大学名誉教授の「ものぐさ精神分析series」もそう。後は逆に「未だ幼くてよく分からなかった本」の中には先日亡くなった多湖輝  千葉大学名誉教授の「頭の体操series」。心理学書ではありませんが、精神科医のスキルを活かした北杜夫氏のessay本。

「青春の」の3文字が無ければ、上記の「敷居が低い心理学書」の話を書いても良かったんですけどね。岸田秀氏の本は「難しい話抜き」に笑える社会批評が潤沢ですし。

以上の理由で、このコンセプトでは参加したいと思いません。悪しからず。特別お題「青春の一冊」 with P+D MAGAZINE
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